ポトス剪定の正しいやり方|初心者でも失敗しない切る場所とタイミングを徹底解説

観葉植物の中でも特に人気の高いポトスですが、育てているうちにツルがどんどん伸びて形が崩れてしまい、困っていませんか?

「どこを切ればいいのかわからない」「切ったら枯れてしまうのでは」と不安に感じている方も多いはずです。

実は、ポトスの剪定は驚くほど簡単で、正しい場所で切れば失敗することはほとんどありません。

しかも、切った枝を水に挿すだけで簡単に増やせるという嬉しいメリットもあります。

この記事では、ポトスの剪定方法から挿し木での増やし方まで、初心者の方でも今日からすぐに実践できる具体的な手順をご紹介します。

ポトスの剪定が必要な理由とは?

ポトスは生命力が非常に強く、育てやすい観葉植物として知られています。

しかし、その旺盛な成長力ゆえに、放置しているとツルがどんどん伸びてしまい、最初のコンパクトで美しい姿とはかけ離れた形になってしまいます。

もちろん、ツルを垂らしてハンギングスタイルで楽しむのも素敵な育て方のひとつです。

ただ、コンパクトにまとまった姿を保ちたい場合や、机の上をはいつくばるようなツルが気になる場合は、定期的な剪定が欠かせません。

ポトスの成長特性を理解しよう

ポトスは、葉っぱの付け根から次々と新しいツルを伸ばしていく植物です。

葉の付け根部分は「節」と呼ばれ、この節から「気根(きこん)」という特殊な根が生えてきます。

気根は空気中の水分を吸収する役割を持ち、自然界ではこの気根を使って木の幹を登りながら成長していきます。

このような成長特性があるため、室内で育てていても横や下にツルが伸び続け、放っておくと見た目のバランスが崩れてしまうのです。

定期的に剪定することで、常に美しい姿を保つことができます。

剪定に必要な道具と事前準備

ポトスの剪定を始める前に、適切な道具を用意することが大切です。

使用する道具によって、剪定後の植物の健康状態が大きく変わってきます。

剪定バサミの選び方

家庭用の普通のハサミでも切ることは可能ですが、できるだけ切れ味の良い剪定バサミを使用することをおすすめします。

切れ味が悪いハサミを使うと、切り口の断面が潰れたり傷ついたりして、そこから病気が発生する可能性があるからです。

剪定バサミは園芸店やホームセンターで数百円から購入できますので、ひとつ持っておくと便利です。

使用前にはアルコールで消毒するか、熱湯で殺菌しておくと、より清潔な状態で剪定ができます。

ポトスの剪定方法|切る場所はここだけ覚えればOK

ポトスの剪定で最も重要なのは「どこで切るか」です。

しかし、難しく考える必要はありません。覚えるべきポイントはたったひとつだけです。

節と節の間で切る

ポトスを剪定する際は、必ず「節と節の間」で切ってください。

節とは、葉っぱが付いている茎の部分のことです。この節と節の間の部分を「節間(せっかん)」と呼びます。

具体的には、葉っぱの付け根から少し離れた茎の部分を、剪定バサミでまっすぐ切ります。

斜めに切る必要はなく、垂直に切れば大丈夫です。この方法で切ることで、残った節の成長点から次の新芽が出てきます。

実際の剪定手順

伸びてきたツルを見て、「ここが気になるな」と思う部分があれば、その近くの節と節の間で切りましょう。

一度にたくさん切っても問題ありません。むしろ、思い切って根元近くまで切り戻しても、ポトスは強い植物なので次々と新芽を出してくれます。

剪定後は1〜2ヶ月もすれば、切った節の部分から新しいツルが伸びてきます。

そのため、年に数回剪定を繰り返すことで、常にコンパクトで美しい姿を保つことができるのです。

剪定後の新芽の出方を知っておこう

剪定した後、「もうツルは出てこないのでは?」と心配になる方もいるかもしれませんが、その心配は無用です。

ポトスは驚くほど生命力が強く、剪定しても必ず新しいツルを出してくれます。

成長点からの新芽

ツルを切った場合、その切り口のすぐ下にある節の成長点から、次の新しい芽が出てきます。

つまり、「切っては出て、切っては出て」を永遠に繰り返すことができるのです。

実際に何度も剪定を繰り返している株を見ると、ツルが生えていた跡が何箇所も残っています。

これは、その都度剪定して新しい芽が出てきた証拠です。ですから、剪定を恐れる必要はまったくありません。

剪定した枝を挿し木で増やす方法

剪定した枝を捨ててしまうのは、とてももったいないことです。

ポトスは挿し木で簡単に増やすことができるので、切った枝を有効活用しましょう。

挿し木の準備

剪定した枝を挿し木にする場合も、基本は同じです。

節と節の間で切り分けていきます。長いツルであれば、節ごとに分けることで、たくさんの挿し木ができます。

葉っぱが付いていない茎だけの部分でも、節さえあれば挿し木として使えます。

ポトスの生命力は本当に強いので、茎だけの部分からでも新芽が出てくるのです。

水挿しの方法

コップや空き瓶など、水を入れられる容器を用意します。そこに水を入れて、カットしたポトスの茎を挿すだけです。

この時、節に残っている気根がしっかりと水に浸かるように水の量を調整してください。

気根が水に触れることで、土に根を張っていない状態でも水分を吸収することができます。

2〜3日に一度は水を入れ替えながら、気根が3〜5cmほど伸びるまで待ちましょう。

土への植え替えタイミング

気根が5cm程度まで伸びたら、土に植え替えるタイミングです。

植え替える際は、1本だけではなく5本程度をまとめて植えると、ボリュームのある美しい株に育ちます。

こうして増やしたポトスは、また別の場所に飾ったり、友人にプレゼントしたりすることもできます。

一度購入したポトスから、何株も増やして楽しむことができるのです。

詳しい植え替えのタイミングについては、こちらで詳しく解説しています。

まとめ|ポトスの剪定で美しい姿を保とう

ポトスの剪定は、「節と節の間で切る」というシンプルなルールさえ覚えれば、誰でも簡単に行えます。

定期的に剪定することで、コンパクトで美しい姿を保つことができますし、切った枝を挿し木にすれば、無限に増やして楽しむこともできます。

初心者の方でも失敗することはほとんどありませんので、伸びてきたツルが気になったら、ぜひ思い切って剪定にチャレンジしてみてください。

ポトスの旺盛な生命力を実感できるはずです。

また、ポトスと同じサトイモ科のモンステラやフィロデンドロンなども、同じ方法で剪定・挿し木ができます。

観葉植物の育て方をマスターして、グリーンのある暮らしをもっと楽しみましょう。


追伸:もっと観葉植物を楽しみたい方へ

今回ご紹介したポトスの剪定方法や挿し木のコツは、実際に何度も繰り返し行うことで上達していきます。

「気根がどのくらい伸びたら植え替えるの?」「植え替え後の管理方法は?」など、さらに詳しい情報を知りたい方は、YouTubeやInstagramでも観葉植物の育て方を発信していますので、ぜひチェックしてみてください。

あなたのポトスが、いつまでも美しく元気に育ちますように。

剪定に関する疑問や質問があれば、ぜひコメントでお知らせください。一緒に観葉植物のある暮らしを楽しみましょう!

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