【誰も教えてくれない】観葉植物を枯らさない上手な育て方

こんにちは。Instagramを中心に観葉植物のノウハウを発信している”かい”です!

今回は「初めて観葉植物を購入したけど、育て方がわからない」「水やりの頻度ってどのくらい?」
そんな観葉植物初心者の方に向けて、育て方の押さえておきたいポイントについて解説してきます!

色々なサイトを見たけど、結局どれが正解かわからなくなってしまった方は参考にしてください!

✔︎本記事の信頼性

Instagram: https://www.instagram.com/botanical_vlog

今回は、Instagramで3,000件以上の育て方に関するお悩み相談を受けてきた僕が、初心者の方がつまずきやすいポイントに絞って育て方を解説していきます。

この記事を読めば、ざっくりとした育て方のイメージが湧き、悩みを抱えることなく楽しく観葉植物を育てていけると思います!

それではどうぞ!

【これだけは押さえておきたい】育てるときに意識する3つのポイント

まずは大前提として、これだけは覚えて欲しいと思うポイントを3つ厳選したので、1つずつ細かく解説していきます!

①置き場所は明るすぎなくて良い!

観葉植物はレースカーテン越しの明るさがあれば充分に育ちます。
強すぎる光は葉焼けの危険性があり、植物にとって大きなストレスになってしまいます。

「観葉植物は光を当てた方が元気に育つ」と思われがちですが、大きな間違いです。


観葉植物の中には、森の大きな木の影になるような場所で育つ種類も多く存在します。そのため、直射日光のような強い光はそもそも適していないと考えられます。

普段室内に置いている植物を「普段は明るい場所に置いてあげられないから…」と天気の良い日にベランダで日光浴をさせて、ほんの数十分で枯らしてしまった人を何人も見てきました。

観葉植物は、置かれた環境に適応しようと元気に強く生きてくれます。少し暗いかな?と思うような場所でも、自分の中で”ここ”と場所を決めたら、余程のことがない限り動かすのは辞めましょう

人間がストレスなく暮らせる程度の明るさ、南側に窓がある明るい部屋でしたら問題なく育ちます。
間違っても日光浴だけはさせないように気をつけてください。

②水やりは【乾→湿】のメリハリが命!

観葉植物に水やりをするタイミングは、土の表面がしっかりと乾いたときです。
少し抽象的なので、もう少し解像度を上げて解説すると…

表面2〜3センチの土が乾いてパラパラになり、土がジメジメしていない状態

多くの観葉植物はこのようなタイミングで水を与えます。
もちろん中には湿度を好み、乾かしすぎることで枯れてしまう植物も存在しますが、今回は種類別のタイミングについては割愛させていただきます。水やり頻度の考え方だけ学んでいってください!

もちろん水やりは植物の大きさ、品種、土の種類、気温、湿度などの多くの要因によって最適なタイミング、土が乾くまでの時間というものは変わってきます。

ですので、土がなかなか乾いてくれなくてタイミングを見失うことも多いと思いますが、そこは経験と自分の部屋の環境に合ったタイミングというものを育てながら見つけることが大切になります!

とても重要なので、これだけは覚えていってください。
水やりのタイミングで気をつけなければいけないのは、「水やりが遅れてしまうこと」よりも「水を与えすぎてしまうこと」です。
水を与えるか迷ったときは、1日待ってから与えた方が適切なタイミングになります。

土が常に湿った状態が続くことで、根が呼吸できなくなり、結果として根腐れして枯れてしまいます。
そのため、水やりは毎回鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与え、土の表面が乾いたタイミングで次の水やりをするという流れが基本になります。

この乾いている状態と、湿っている状態を繰り返す。メリハリを意識して育てていくことで、植物は土の中に根を伸ばし、元気に育っていきます。

③一番大切なのは風!

観葉植物を育てる上で一番大切なのが風です。

植物に1番大切なのは適した置き場、適切な水やりタイミング、高級な肥料ではありません。
いかに自然の環境に近づけて風を当てられるか?になります。

外の世界を想像して見てください。風が全く吹かない日はありますか?もちろん風の強弱はありますが、外の植物は常に葉がゆらゆらと揺れていると思います。

この何気ない風が実は一番大切なんです。直物は葉に風が当たることで根から水を吸い上げ、光合成を行うことができています。

ですので、室内で窓が閉め切られ、空気が循環しない状態が続くことが植物にとって一番育ちにくい環境になってしまいます。

解決策としては、人がいない時間でも日中の間はサーキュレーターを回すなどして、部屋の空気が循環するような環境づくりを心がけていきましょう。

もちろん強い風の当て過ぎは良くありません。葉が乾燥してしまいます。
壁に当てた風が跳ね返り、観葉植物の葉がゆらゆら揺れる程度の風を意識してみてください。

【実例】危険な水やりの方法

せっかく買った観葉植物、できれば枯らさずに育ててあげたいですよね?
しかし、観葉植物も生きています。環境の変化によるストレスなどで簡単に枯れてしまいます。

でもそこで育てるのを諦めずに、どんな原因で枯れてしまったのかを一度振り返っていただき、他の植物や、次にお迎えする観葉植物に活かしてあげてください!そうすれば枯らしてしまった観葉植物も報われるはずです。

最後に、本当に危険だからこれだけは辞めてほしい、水やり究極のアドバイスを3つ伝授させていただきます。

①水やりは毎日するな

毎日はやりすぎです。確実に根腐れしてしまいます。土の状態をよく観察して、乾いているのを確認してから与えるようにしてください。

②コップ1杯では意味がない

コップでサーっと水やりする方が多いのですが、これは水やりになっていません。水やりとは、単に水を与えるだけの役割ではなく、土の中の古い空気を押出し新鮮なものに変えてくれたりと、様々な役割があるんです。

必ず鉢底から水がたっぷりと流れ出てくるまで水やりを行うようにしましょう。

③気温が高い時間の水やり【屋外の植物】

屋外で育てている観葉植物がある場合、夏場の気温が30℃を超えてくるような環境下で、昼間に水やりを行うと鉢の中で水が蒸れてしまい、植物が枯れてしまう可能性があります。

気温が高い時間帯は避け、早朝や夕方の気温が低くなったタイミングで水やりをするようにしましょう。

まとめ

観葉植物は品種によって育て方が変わったりなど、育てるのが難しいようにも感じますが、基本的な育て方の考え方は変わりません。

失敗も色々経験しながら、育て方のスキルアップを行なっていきましょう!

もっと詳しい育て方を学びたい方は僕のインスタグラムを見てみてください!

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