「大切に育てていたモンステラの葉が、急に黄色くなってしまった…」
「もしかして、このまま枯れてしまうの?」
せっかく迎えた観葉植物の元気がなくなると、とても不安になりますよね。
特にモンステラは丈夫な植物ですが、育て方を少し間違えると、SOSのサインとして葉の色が変わることがあります。
結論からお伝えすると、モンステラの葉が黄色くなる主な原因は「水のやりすぎ」や「日照不足」などの環境ストレスであることがほとんどです。
この記事では、モンステラが元気に育つための「原産地に基づいた正しい環境づくり」から、「水やりの黄金ルール」、そして「伸びすぎた時の剪定テクニック」までを分かりやすく解説します。
正しい知識さえあれば、モンステラはまた生き生きとした姿を見せてくれます。
ぜひ最後まで読んで、あなたのお家のモンステラを復活させてあげてください。
モンステラの葉が黄色くなる最大の理由は「水と光」

モンステラを育てていて葉が黄色くなったり、元気がなくなったりする原因の多くは、実は「愛情のかけすぎ(水のやりすぎ)」か「置き場所のミス」にあります。
これらを理解するために、まずはモンステラがどんな場所で生まれた植物なのかを知ることが大切です。
原産地を知れば正解が見える
モンステラはハワイなどの南国リゾートのイメージが強いですが、本来の原産地はメキシコなどの中央アメリカ・熱帯アメリカです。
ここで重要なのは、モンステラが「つる性植物」であるという点です。
彼らはジャングルの大きな木や岩に張り付き、よじ登るようにして生きています。
つまり、直射日光がガンガン当たる場所ではなく、「大きな木の木陰」のような場所を好んでいるのです。
直射日光はNG!葉焼けの原因に
「元気に育ってほしい」と思ってベランダの直射日光に当てていませんか? 実はこれが、葉の色が悪くなる原因の一つです。
木陰で育つモンステラにとって、強すぎる日差しは毒になります。葉が焼けて変色してしまうのです。
ベストな置き場所は、「レースカーテン越しの柔らかい光が当たる窓際」です。
人間が日中に電気をつけずに本を読める程度の明るさがあれば十分育ちます。
この「適度な明るさ」を保つことが、美しい緑色の葉をキープする秘訣です。
枯らさないための水やり「黄金ルール」

多くの初心者が陥る失敗、それが「水のやりすぎ」です。
葉が黄色くなる原因のナンバーワンと言っても過言ではありません。
水やりは「控えめ」が鉄則
モンステラの葉を触ってみてください。少し厚みがあって肉厚ですよね?
また、茎や根元も太くしっかりしています。
これは、モンステラ自身が体内に水分を蓄える力が強いことを意味しています。
エバーフレッシュのような葉が薄い植物に比べ、モンステラは乾燥に非常に強い植物です。
逆に、土が常に湿っている状態だと根腐れを起こし、それが原因で葉が黄色くなってしまいます。
土の表面が乾いてから数日待つくらいでも構いません。
「水やりは控えめに」を合言葉にしましょう。
空気中の水分も吸える「気根」の秘密
モンステラの茎から、ひょろりと伸びる根っこを見たことはありますか?
これは「気根(きこん)」と呼ばれるものです。
原産地の熱帯雨林は湿度が高く、霧も発生します。
モンステラはこの気根を使って、空気中の水分を効率よく取り込んでいます。
地中の根だけでなく、空気中の水分も利用できるため、土への水やり頻度を下げても枯れることはありません。
むしろ、乾燥気味に育てることが健康の秘訣なのです。
おすすめの土と肥料の与え方

水やりの失敗を防ぐためには、使う「土」選びも重要です。
初心者には「botani soil」がおすすめ
モンステラはどんな土でも比較的育ちますが、おすすめは「botani soil」です。
理由は2つあります。
- 水はけが良い: 余分な水分がすぐに抜けるため、根腐れリスクが激減します。
- 適度な保水性: 必要な水分のみを保持して、不要な水分は排水する。そのバランスがとても良いです。
とにかく大きく育てたい場合は有機質の土でも良いですが、室内で清潔に、かつ管理しやすく育てたいならbotani soilを選びましょう。
肥料と活力剤の使い分け
無機質の土を使う場合、栄養補給は液体肥料で行います。
- 活力剤(リキダスなど): 毎回の水やりで与えてOK。植物の基礎体力を上げます。
- 液体肥料(ハイポネックスなど): 2回に1回(2週間に1回程度)のペースで与えます。
特に葉を大きくしたい場合や、新芽をどんどん出したい成長期には、この2つを適切に使うことで、濃い緑色の元気な葉を育てることができます。
伸びすぎたモンステラの剪定方法

モンステラは成長が早く、放っておくと「暴れる」と言われるほど四方八方に伸びてしまいます。
形が崩れたり、大きくなりすぎたりした場合は、剪定(カット)を行いましょう。
切る場所は「節」を残すのがポイント
剪定で最も重要なのは、切る位置です。
茎にある「節(ふし)」を見つけてください。葉の付け根にある、少し膨らんだボコッとした部分です。
絶対にやってはいけないのが、葉っぱの茎の途中だけで切ること。
これでは新しい芽が出てきません。 「節」を残し、さらにその節についている「気根」もセットで残すようにカットしてください。
剪定した茎は増やせる
正しく「節」と「気根」を残してカットした茎は、水差しや土に植えることで、新しい株として増やすことができます。
- 上の部分: 増やして楽しむ(友人にあげたり、別の部屋に飾ったり)。
- 下の部分: 切り口の近くにある別の成長点から新芽が出てくるので、コンパクトなサイズで再スタートできる。
剪定は、植物の大きさをリセットしつつ、株を増やすチャンスでもあります。恐れずにチャレンジしてみてください。
風通しが「穴あき葉」を作る鍵になる?

モンステラの魅力といえば、あの独特な「穴の開いた葉」ですよね。
しかし、「うちのモンステラ、全然穴が開かないんです」という悩みもよく聞きます。
穴が開かない3つの原因
- 株がまだ若い: 葉の枚数が少ないうちは穴が開きません。一般的に6〜8枚目あたりから割れた葉が出てきます。
- 光線不足: 光が足りないと、葉が小さくなり、穴を作る余裕がなくなります。
- 風不足: 実はここが盲点です。
サーキュレーターを活用しよう
モンステラにとって「風」は、光や水と同じくらい重要です。
風に当たることで植物に適度なストレスがかかり、徒長(ひょろひょろ伸びること)を防ぎ、丈夫に育ちます。
また、現地の風を再現することで、葉に穴が開くのを促すとも言われています。
室内管理の場合は、サーキュレーターの風を優しく当てて、空気が循環する環境を作ってあげましょう。
まとめ

モンステラの葉が黄色くなる原因や、元気に育てるためのポイントをお伝えしました。
- 置き場所: 直射日光を避けた、レースカーテン越しの明るい窓際へ。
- 水やり: 葉や茎に保水力があるため、土が乾いてから数日待つくらいの「控えめ」が正解。
- 土選び: 根腐れ防止とコンパクトな樹形維持のために「無機質の土」がおすすめ。
- 剪定: 必ず「節」と「気根」を残してカットし、増やしたりサイズ調整を行う。
- 風: サーキュレーターで風を当てて、健全な成長を促す。
モンステラは環境適応能力が高く、正しいケアをすれば必ず応えてくれる植物です。
まずは、今日から「水やりを少し控える」「風通しを良くする」の2点から始めてみてください。
あなたのモンステラが、また青々とした元気な葉を広げてくれることを願っています。
追伸 植物の育て方は、動画で見るとより分かりやすいですよ。私のYouTubeチャンネルでは、実際の剪定の様子や、我が家のモンステラの様子を配信しています。ぜひチャンネル登録して、グリーンライフの参考にしてくださいね!
